
※東宝株式会社主催の試写会に当選して鑑賞させていただきました。こちらのレビューには若干のネタバレが含まれます。
『人はなぜラブレターを書くのか』あらすじ
2000年に営団地下鉄日比谷線で発生した脱線事故題材に、“時を超えて届く手紙”をめぐる感動のラブストーリー
高校生のナズナは毎朝同じ電車で見かける少年に思いを寄せていた。
そこから20年を経て、事故で命を落とした少年が通っていた大橋ボクシングジムへ当時彼に想いを寄せていた少女からの手紙が届く。
その手紙が起こす”奇跡”のストーリー
感想 ※ネタばれあり※
上映前に行われた舞台挨拶の中継では、綾瀬はるかさんがとにかく綺麗で可愛らしい一面が垣間見えました。綾瀬はるかさんが、脚本を読んだ時点でぼろ泣きですぐに役を引き受けたと言っていたのを聞き、より作品が楽しみになりました。
映画本編は、実話をもとに製作されているということもあり、胸が苦しくなりながらも過去と現在が交差しながら進む日常と風景、人と人のつながりが美しく描かれたストーリでした。
綾瀬はるかさんが演じる柔らかい雰囲気の中に芯のあるナズナはもちろん、だれが何と言おうと自分で決めた夢をあきらめないボクサー川嶋勝重(菅田将暉さん)が富久信介(細田佳央太さん)の事故にあったことを知った時の涙にはグッときました。涙が物語る2人の思いに観ている側も涙がこらえられなかったです。
20年後のストーリーではナズナが営む古民家食堂と家族の日常が明るく心が温まる描写が多かったです。そんななかで、20年前に思いを寄せた富久信介にラブレターを書き、巡り巡って富久信介の家族のもとに手紙がとどいた奇跡には”手紙”の尊さをも感じました。
ナズナが抱える病気を娘の舞(西川愛莉さん)に明かすシーンは私自身の経験とも重なり、隣の母とボロ泣きでした。娘の前では明るく報告すると決めていたのに泣き出してしまう姿、強く抱きしめる良一(妻夫木聡さん)、しっかり受け止めて医者を目指す決意をする舞。私は母から病気の告白をされたとき、何も言えずに不安が押し寄せ泣き出してしまったのを思い出し、私も母を不安にさせないために何か強い姿を見せられれば良かったと感じました。
その後、良一と舞の関係性には明るくも強く暖かいナズナがいたからこその2人が描かれていて感動でした。
豪華なキャストが織りなす強さ、弱さ、哀しみは多くの人に刺さるストーリーです。ぜひ大切な人と一緒に観て欲しい映画です。
私はこの映画を見て、パートナーと家族を大切にしていきたいと再認識しました。

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